ぱるばか日誌 2017
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2013年5月:ソーラーの怪
拙宅でソーラー発電が始まって一年半。
先月は我が陽太朗(ヨタロウ)にとって記念すべき月だった。
日間および月間の発電量の最高記録を更新したのだ。
日間では5月7日の61.1kWh、月間では1267kWh。
以前の記録は、日間が昨年6月26日の59.2kWh、月間は同8月の1244kWh。
今のところ順調に稼働している。(しないと困る)

ところで、気象庁のHPを見ていて妙なことに気づいた。
当地区(東京・西多摩)の、日間の日照時間に関してだ。

ソーラー最高値を更新した5月7日の日照時間が13.0時間。
5月24日に至っては13.2時間だ。測定地点は青梅。
気象庁のHPには1977年以来、過去37年間の日ごとの観測値が掲載されている。
ざっと閲覧したのだが、一日の日照時間が13時間を超えたのは過去三度。
昨年6月26日(13.1時間・拙宅ソーラー発電量第二位)と、今年5月の7日&24日だ。
その下、12.9時間を記録したのが、やはり今年5月の8日。
12.8時間が昨年5月27日と今年4月28日&5月5日。
12.7時間になると、77年5月、81年7月、82年6月に記録されている。

ってことは、過去37年間の日照時間10傑のうち、トップから7番までが去年と今年、すなわちオレがソーラー発電を開始した以降に記録されてるってことじゃないか!
う〜ん、怪しい。
天は自ら助くるものを助く!?
(ただしHP上の日照時間と拙宅発電量は必ずしも比例しない)

気象庁HP
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=44&block_no=1001&year=2013&month=05&day=&view=p1
ソーラー発電とスギ花粉
ここ三〜四日、なんか発電量がイマイチだなあと思っていた。
ウチのソーラーはシャープだから、旅先でもネット上で実績が確認できるのだ。

昨日インドから帰国。
久しぶりに拙宅のパネルを見て、ひとつ気づいたことがあった。
うっすら淡黄色に薄化粧しているのだ。
スギ花粉!!
このせいか!?

今朝たまたまビックカメラのソーラー担当者に用事があって電話する。
ついでに我が推測を述べると、「そのようなお話はぱるば様が初めてです」とのこと。
「検証がてら清掃のため業者を送りましょうか」と言うから、いやそこまでしなくて結構と答える。
そのうち雨が降ればキレイになるのだ。

実際、当地の花粉はスゴい。
東京都の花粉HPによると、今朝10時「あきる野市」の花粉量は立米あたり5811個!!
ちなみに、同HPによれば花粉が「非常に多い」は立米あたり20〜40。「極めて多い」は40以上。
それが5811だぜ。
すごい迫力だろ。
北京のPM2.5といい勝負!?
しかも、あきる野市の測定地点は市役所五日市出張所だ。比較的市街地にある。
オレんとこは山中でまわりじゅうが杉の木。
風が吹くと杉々が花粉を吹いて、まるで山火事だ。
立米あたり1万は行ってんじゃないの。
というわけで、ソーラー発電に対するスギ花粉の影響云々を考えるのはオレくらいかもな。

風が吹くと花粉で空が霞むし、パネル上の花粉もあいまって、おそらく一割程度の発電量低下はあるんじゃないかと思われる。
太陽光発電2012


今年の発電量。
拙宅のソーラー発電。

新政権がまたぞろ原発依存度upを企図している中、再生可能エネルギーを少しでも増進せんと自宅にソーラー発電設置を考えている人もいるだろう。
その参考までに。

まずは、経済面について考えてみたい。
相応の投資が必要となるから、これは大事なところだろう。

ウチのシステムは9.88kW。
パネルはシャープのNQ-190AAを52枚使っている。
ビックカメラに頼んで価格は450万。補助金は国が約47万、都が約99万。実質の負担額は300万少々。
今年の総発電量は10,650kWh。
予想よりも多目だった。天気が良かったのかな!? この発電量が維持できれば、ウチの場合は8年ほどでモトが取れる計算になる。
投資額の回収に要する時間は、各家庭の環境によって大きく異なる。

まず日射量だ。地域やロケーションによって日射量には大幅な変動がある。
拙宅は東京の西多摩にある。表日本型の気候だ。
家のロケーションは必ずしも良くない。山間部に住んでいるのだ。特に西側に山が迫り、冬至の頃には午後二時前に太陽が隠れる。太陽の直射がないと発電量はとたんに下がる。
また庭の東側にはケヤキの木が茂り、午前十時過ぎまでパネルに影を落とす。
これが関東平野のまっただ中で樹木などの影響がまったくなければ、二割ほども発電量が多いのではあるまいか。

それから、電気の自家消費も大きな要素だ。
発電した全量を東京電力に売るわけではない。
自家消費した残りを売るのである。
売電価格は買電価格よりも高く設定されている。ウチの場合、売電価格は1kWhあたり42円。東電の昼間の電気料金は1kWhあたり30円前後だ(「おトクなナイト」プラン)。
それゆえ、発電時間中はできるだけ電力を消費しないほうが良い。
拙宅は日中無人のことが多いので、その点有利だ。

また、同様の意味で、設置規模の大きい方が有利だ。
公的補助の出る家庭用太陽光発電の規模上限は10kWだ。(ウチが設置した昨年度の場合)
拙宅は屋根の面積も大きいということもあって、上限に近い9.88kWのシステムを設置する。

そのほか、パネルの向きや斜度も関係するだろう。
拙宅のパネルは屋根に載せているが、方位は真南から5℃ほど西向きだ。
温度の低いほど発電効率が高いという結晶シリコン型の特性を鑑みるに、真南よりやや東寄りが有利かと思われる。
また屋根の角度は22℃。これは4月下旬および8月中旬の太陽南中時に90℃となる角度だ。つまり、8月下旬から4月中旬までの八ヶ月弱は、最高効率を得られないということになる。冬至の太陽の南中高度は約30℃だから、パネルの角度ももう少し深い方が良いかもしれない。

システムの経年劣化も気になるところだ。
まだ歴史の浅い太陽光発電ゆえ、数十年単位の劣化についてはデータがあまりないと思われる。
我が実家(信州上田)では愚父が2004年にシャープのシステムを導入し、もうじき9年になるけれども、特に劣化は感じていないようだ。
ソーラーパネルよりもパワーコンディショナの寿命の方が早く来るらしい。(ま、それまでにはモトは取れているだろうが)

シャープで心配なのは、その行く末だろう。
大丈夫なのか、あの会社!?
ただ、パネルの寿命は半永久的と言われるし、パワーコンディショナについては他社製でも機能するらしい。
シャープで便利なのは、「ソーラーWEBモニタリングサービス」だ。海外にいても自家の発電量などをネットを通じてチェックできる。これが無いと楽しみは半減するだろう。ビックカメラの担当者によると、こういうシステムを持っているのはシャープだけだという。
担当者によると、シャープの太陽光発電部門は、テレビなど他部門よりも業績は良いそうだ。万一のことがあっても、この部門はきっと他社に買収されて継続するだろうとのこと。というわけで、ひとまずは安心だ。

以上、参考になったかな?
結論としてはだ、現在の日本および世界の置かれている状況を鑑みるに、経済(家計)的な観点においては、太陽光発電は有望な投資先ではないかと思えるのである。

次回は、太陽光発電の社会的意味を考えてみたい。
オレの環境貢献
日本は連日酷暑のようである。
が、電力は不足してないようじゃないか。
これにはオレもかなり貢献していると思うのである。

ウチのソーラー発電システムは、陽太朗という名前だ。(今考えた)
その陽太朗が、連日、太陽が中天にかかる10〜14時の間、6〜7kWh発電しているのだ。
(彼は10kW弱のシステムだが、夏場は高温のため発電効率が下がる)

そしてオレの貢献はそれにとどまらない。
日本に居ないのである。
だから、電気を使わない。
最大でせいぜい0.3kWhだ。これは主に冷蔵庫による消費と考えられる。

こういうことはSHARPのWebソーラーモニタリングサービスでわかる。
ここインドに居ながら、陽太朗の状態をネット経由でモニターできるのだ。
しかしSHARPがいつまでこういうサービスを続けてくれるのか⋯。
太陽光部門を売却するとか取り沙汰されているじゃないか。
ソーラービジネスも厳しいようだ。
うまくやって欲しいもんだ。
ソーラー発電・約一ヶ月
11月が終わった。
拙宅ソーラー発電システムも26日間稼働。
で、発電量459kW/h。
一日平均17.7kW/h。
これはかなりキビシい数字だ。
オレの皮算用からすると。
一日平均25kW/hは欲しいところなのである。

ひとつには、パワーコンディショナの不具合があった。
パワーコンディショナ(以下パワコン)というのは、パネルで発電した直流を交流に変換する大事な機器だ。
ウチは容量が大きいからパワコンを二台設置している。
そのうち一台が一週間ちょっとで突然停止。
以来ずっと調子がおかしかった。
昨日シャープに交換してもらって、やっと旧状に復す。
ソーラーはメンテナンスフリーみたいに言われているが、パワコンには監視が必要だ。
もしパワコン不調がなければ、560kW/hは発電していたはず。
もともと11月は日照が少なく、某資料によると東京での11月月間発電量は年平均の82%ほどだ。
それを勘案すると、皮算用をだいたいクリアしてはいる。

皮算用というのは、10年で投資額のモトを取るというゲームだ。
しかしそれも、国や都からの補助、電力会社による高額買電を含めての話。
ソーラーの電気はまだまだ高い。

トランスソーラー火遊び
火遊びにもいろいろあるが、男は総じてそうしたものが好きなものだ。
あなどることなかれ。
火遊びがあったればこそ、人類も地上の王者になれたのだ。

寒いからオレも薪ストーブに火を入れる。
今日の火遊びはラグだ。
十数年前、無印良品用に弊社が織った綿ウールの大判のやつ。
虫が発生したので焼却処分に決定。
せっかくだから暖まろうということで、丸ごとストーブに突っ込む。
いちおう燃える。
ただ、ウールだから、臭いがイマイチ。
インドのガート(焼き場)にいるみたいだ。

福島原発事故の直後、よく原発関係の学者がメディアに登場した。
いったい何が彼らをして原子核物理学に向かわしめたのか。
思うに、それも火遊びの延長だったのではあるまいか。

ただ、その火遊びはかなり遠大なものだ。
どこかで読んだ覚えがあるが、恒星内では鉄より重い元素は生成されない。
鉄より重い元素は、超新星爆発に伴って出現する。
つまり、原子炉の原料であるウランは超新星の産物なのだ。
太陽から生まれたものではない。
太陽系(ソーラーシステム)の誕生より遥か以前の、超新星爆発によってできたものだ。
超新星のエネルギーを使って暖まるってのは、かなり男のロマンをかきたてるものではある。
しかしだ、超新星エネルギーにまで人間が手出ししていいものかどうか。

エネルギーに関していえば、太陽光はもとより、火力も、水力も、もとはといえば太陽エネルギーだ。
人間もやはりソーラーシステム内の生き物。
エネルギー源もソーラー内にとどめておくのが分相応ではあるまいか。
或るソーラー効果
太陽光発電にはいろいろな効果がある。
そのひとつが、ウォーキング。
歩行効果だ。

今、どのくらいの発電量があるのか???
これは大いに気になるところである。
たとえば、
今、8:22だが

1.67kWだ。
この「…」の間に、約32m歩行してきたわけである。

このパソコンと発電モニターの間には、歩数にして16歩の距離がある。
往復32歩だ。
オレの一歩は約1mと思われるから、32m。
一日百回モニターを見れば、それだけで3200歩。3.2km。
けっこう良い運動ちゃう?

今8:26。
1.82kW。
32歩。

この効果を上げるポイントは、
できるだけ仕事場とモニターの間隔を取ることだ。
1km先とかな。
ゆめゆめパソコンの隣にモニターを設置したりしてはいけない。

あ、そうだ、
シャープにはWebモニタリングサービスってのがあって、パソコンでもチェックできるんだ。
それは自宅では使わないほうがいい。
運動の機会が減る。


発電開始!
先月20日にパネルがついて、苦節半月。
今日やっと発電が開始される。

事前の天気予報とは違って、朝から一点の雲も無い晴天。
洗濯日和だ。
まず10時に電気工事業者が来て、パネルを電線に繋げ、メーターを取り付ける。
後は東電の社員によるチェックを待つばかりだ。
ところが、なかなか現れない。
早くしないと日が陰ってしまうではないか。
ここは山里なのだ。

3時になって、西の山の端に日が入った瞬間、玄関に来客が…。
東電の社員二人だ。
う〜ん、現在の彼らの会社を象徴するような絶妙なタイミングである。
感じの良い連中ではあった。
ウチの従弟も東電社員であることだし、彼らにもぐゎんばって欲しいものである。

三十分ほどして作業が完了。
めでたく発電が開始されたのである。
モニターを見ると発電量0.27kW。
時刻は午後三時半。
う〜ん、こんなもんか。山かげは。
冷蔵庫だけで終わってしまうではないか。
四時過ぎると、数値はほとんどゼロに。
はかない初日だ。

空にはやはり一点の雲もない。
絶好の開通日和だったんだけどなあ。
正午にあわせてやって欲しかった。
明日から曇りだぜよ。
というわけで、あまり劇的ではない太陽光発電記念日であった。
洗濯物はよく乾いたが。
太陽光ブランク
太陽光パネルが設置されて五日目。
今日初めて陽光が差す。
しかしながら、ウチのパネルは発電しない。
なぜかというと、東電との連系が行われていないからだ。
最短で11月3日と言われる。その日は不在なので、11月4日が作業日となる。
パネル設置が10月20日だったから、実際の発電まで二週間くらい待つことになる。
う〜ん、なんだこの待機期間は。

東電の青梅営業所によると、その日まで作業の予約で埋まっているんだそうだ。
それだけ太陽光発電の設置件数が多いのだろう。
逆に言うと、件数増加に東電の体制が追いつかないとも言える。
さもありなん。
だいたい、家庭での太陽光発電は東電にとって儲かる話ではない。
逆ザヤなんだから。ウチで言えば、売電が1kW/hあたり44円で、買電が20円台だろう。
ウチがせっせと発電すると、そのぶん東電の出費がかさむのだ。

社会が原発から離れられない理由は多々あろうが、いつも喧伝される理由が「発電コスト」だ。
コスト算定の基準も怪しいもんだが、ともあれ、太陽光発電が現在コスト高なのは否めまい。
出力10kWの装置で450万だからな。(補助金含め)
これが100万くらいになれば、買電価格も安くなり、電力会社ももっとハッピーになるだろう。
みんながハッピーじゃなきゃ、ものごとはなかなか進まんものだ。
だから太陽光発電で言えば、とにかく発電コストを下げることが肝要だろう。
そのために、我々に何ができるか?

いっちゃん簡単なのは、パネルを設置するということだ。
オレに言わしむればだ。
需要が増せば量産効果が出て価格も下がるし、企業もヤル気になって研究開発に励み、発電効率も上がるだろう。
発電コストが下がれば下がるほど、脱原発も早まるということだ。
だから、資金的に余裕のあるキミは、パネルを設置すれば良いのだ。
オレの動物的カンによると、定期預金より有効な資金運用法だと思う。
だいたい、現在の世界経済の状況を見よ。
日本国の国債残高を見よ。
銀行に金を置いといても、どうなるかわからんぞ。
太陽光パネル設置工事
今日から拙宅で、太陽光パネルの設置工事。
朝から設置業者8人と、ビックカメラ担当者1人が来訪。
総計10kWちかくあるから、二日がかりだ
シャープの最新型、NQ-190AAという黒いやつ。
震災前から計画していたのだが、これを待っていたから今まで遅くなった。

ビックカメラの担当者U氏によると、震災後、問い合わせが10倍、設置件数が5〜6倍になったという。
5〜6倍か…。
多いのか少ないのか。

10kWというと補助金の出る上限で、一般家庭としてはけっこうな出力らしい。
とはいえ、原発一基に比べると、十万分の一。
ま、千里の道も一歩からだ。

ちなみに費用は450万円。
うち、都と国から計150万の補助が出る。
余剰電力は東電に1kWhあたり42円で買い取ってもらう。
装置が順調に稼働し、売電価格に変更なければ、10年で償却。
という目論見。