ぱるばか日誌 2017
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バルセロナの蝶々さん
バルセロナの市心にリセウという歌劇場がある。
ちょうど蝶々夫人がかかっていたので、観に行くことにする。
TicketMasterというサイトがあって、座席指定してクレジットカードで買う。
そのカードを劇場のBox Office(チケットカウンター)に提示すれば、チケットを発券してくれる。
これは非常に便利だ。

ただ、歌劇場だからな、ドレスコードが心配だ。
特に靴。オレのはインドで買ったサンダルだ。
Box Officeで足を振り上げ、「これで良いか」と聞くと、「ま、良いよ」と言われひと安心。
177ユーロもしたからな、入れなかったら大損害だ。
ともあれ、ヨーロッパでオペラ行くなら靴のひとつも持参しないと日本の恥かも。

上演一時間前に、劇場下のホールで作品の前説会が行われていた。
バルセロナの言語であるカタロニア語だったが、けっこうな人々が参加していた。
今どきのオペラハウスはこういう工夫も必要なのだろう。
劇場はかなり立派なものだった。
平土間も含め客席は六層。
原語イタリア語による上演だが、舞台上にカタロニア語の字幕が表示される。
各座席前にも字幕装置があって、カタロニア語、スペイン語、英語が選べる。
蝶々夫人は筋も単純でわかりやすいが、細かいやりとりなど、やはり字幕はあった方が楽しい。
日本語が良ければ、スマホなどに対訳を表示させ、最小輝度で参照すると良い。

しかし、いつ観ても悲惨なストーリーだ。
だいたい、現地妻が夫と正妻の出現により自刃するか!? 二十歳やそこらで。
ま、欧州人にとってのエキゾチック物だからしょうがないか。
この作品はとりわけ日本で親しまれているが、昨日(7/21)はここバルセロナでもほぼ満席であった。
やはり人気の演目なのだろうか。(泣いてる人もいた)
一番感心したのは演出。スクリーンを効果的に使って、簡潔にまとめていた。
カーテンコールに演出家が登場したら拍手しようと思っていたのだが、出てこなかった。
確かに、演出家が毎回劇場に出向く必要もあるまいな。
コベントガーデン(ロンドン)との共同プロダクションだという。
こんな真夏でもオペラ公演があるとは意外だった。さすがに八月は休みのようだが。

Cio-Cio-San: Amarilli Nizza
Suzuki: Gemma Coma-Alabert
Pinkerton: Roberto Aronica
Sharpless: Carlos Bergasa
Musical Director: Daniele Callegari
Stage Director: Moshe Leiser & Patrice Caurier
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