ぱるばか日誌 2017
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小松菜の数奇な運命
物事には光と陰がある。
たとえば、今年二月の大雪。
各地に大きな被害をもたらし、拙宅の太陽光発電量も激減。これは陰の部分。
一方、拙畑の小松菜など、光の部分であろう。

秋まきの小松菜は、冬を越えると、花芽が出る。
これを春一番の野菜として食すわけだ。
今年の大雪で、拙畑は小松菜もろとも半月あまり雪に埋もれる。
雪に埋もれると、菜っ葉は風味が増すみたいだ。
今年の春小松菜はめっちゃ美味であった。

その美味なる小松菜をインドで奮闘している同居人Sに食わせようと、今月4日、すなわち四日前の朝、早起きして菜を摘み、小さなスーツケースに詰め込む。
そして、同日夕刻、MU(中国東方航空)便にて、インドに向け飛び立ったのであった。
上海経由でデリー空港に降り立ったのが、草木も眠る午前2時。ここまではわりあい順調であった。
ところが、待てど暮らせど、受託手荷物が揃わない。ひとつ欠けている。菜っ葉を詰め込んだ小さなスーツケースだ。
結局、乗り換え地点の上海で積み残されたらしい。
オレも世界を駆け巡って三十有余年になるが、手荷物が出てこなかった記憶は、ちょっとない。
さすがMUである。しかもビジネスクラスだぜ。

手荷物カウンターで不着届を書いて、後を託す。
荷物は最寄りの空港まで届けてくれるんだそうだ。
我々の最寄り空港はデラドン。北部の地方空港だ。
しかし、中国からインドの地方空港だぜ。ホンマに届くんだろうか。

で、数度の電話でのやりとりの後、3日後の今日、なんとかデラドン空港に届いたのであった。
小さくて軽いスーツケースであったが、よほど手荒な扱いを受けたのであろう、ちょっと変形し、把手のスライドも動きに支障が出ている。
なのにMUからは何の挨拶もない。菓子折のひとつでもつけりゃいいのに。
やっぱこのエアラインはヒトには勧められないな。
ただオレはMUには二度ほど危機的状況で助けてもらってるし、中国好きでもあるから、これからも使うだろうが。安いしな。あ、それから、上海デリー便で週二日ほど33Eを飛ばすが、このCクラスはJALなどよりよほど快適である。

で、菜っ葉だ。
小松菜のほか、五日市名物ののらぼうも同時に収穫して入れてあった。
収穫して四日。腐って、汁が滲出し、同梱していた出張用ビジネスウェアが台無しになってたらどうしよう…とか一抹の心配もあったり。
ところが、わりかし元気に生きていたのである。一部、花が咲いてたりして。
そして今夜、Sが油炒めして、みんなで食す。やはりめちゃウマだった。
雪の下に半月、そしてスーツケースに四日。日本からインドまで3656マイル。
ま、結局食われちゃったわけだが、小松菜の数奇な運命であった。
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