ぱるばか日誌 2017
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『生物はウイルスが進化させた』
 竹村政春著。

 要点は、真核生物の細胞核はウイルスの影響で誕生したという仮説。

 ウイルスは細胞に侵入すると、ウイルス工場を立ち上げ、そこでウイルス粒子を産生する。そのウイルス工場と細胞核は性格が似ている。もともと細胞には核は存在していなかったが、ウイルス工場の「流用」により細胞核が誕生した。細胞核の誕生により細胞の機能が向上した。
 RNAからDNAが誕生したのも、ウイルスとの相克ゆえだ。

 また、ウイルスとは、一般的に考えられているのはウイルス粒子だ。
 しかし、ウイルス粒子とはウイルスの種子みたいなもので、ウイルスの本体は「ヴァイロセル」だ。ヴァイロセルとは、ウイルス「感染」により、ウイルス粒子を大量に生産する状態になった細胞。

 ウイルスにとって、細胞性の生物(すなわち我々)は、ヴァイロセルのための土台である。そしてその土台は、ウイルスによるゲノム水平移動によって進化「させられて」きたとも言える。

 最新のウイルス研究により、生命観に変換がもたらされようとしている。
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