ぱるばか日誌 2017
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ラ・スカラ
 仕事でミラノに来た。
 ミラノと言えば、大聖堂と「最後の晩餐」とスカラ座。
 最初の二つは、四十年くらい前だったかな、ミラノに来た時に見物した。
 スカラ座だけは見逃した。カレーラスが出ていたが、当日に行って買えるものではない。(カネもなかったし)
 それ以来、スカラ座のチケットは取れないものだと思っていた。
 そうではないようだな。今では、ネットでけっこう簡単に取れる。

 渡航の一週間ほど前、スカラ座のサイトで予約する。
 出し物はプッチーニの「マノン・レスコー」。
 聴いたことのない作品だ。プッチーニの出世作なんだと。
 DVDを購入して予習する。テ・カナワとドミンゴの版。テレビのDVDプレーヤーが故障していたんで、パソコンで鑑賞する。なんとなくかったるいかも…。プッチーニだったら、ラ・ボエームとかトスカとかトゥーランドットとか、そういうのが良かった…。ま、「マイナー作」だから座席が取れたということもあるのだろうが。

 ミラノでは取引先の私宅に滞在する。閑静な住宅街でスカラ座まで歩いて行けるという屈強の立地だ。せっかくのスカラ座だから、Shaktiも誘って行くことにする。
 夜8時開演。日本時間だと草木も眠る午前3時。まだ時差ボケの残る身なので、しっかり昼寝をしておく。
 演出が現代に引き寄せられていた。DVDでは馬車に乗って現れたマノンが、今回は汽車でやったきた。
 主役もDVDほど有名ではなく、SiriとCavalletti (聞いたことない)。辛うじて指揮者のシャイーは名前だけ知っていた。

 だがしかし、やっぱ、生は良い。プッチーニの出世作というのも、わかる気がする。特に前半が良い。
 ヒロインのSiriもなかなか良かった。体型はマノンじゃなかったが。(最初の登場シーンは少女の口パク吹き替えであった…設定が18歳だしな)
 オレが取引先の家に住んでたら、貯金して年に数回は行くだろうな。家の女主人もかつてボックスのシーズンチケットを2期ほど持っていたという。(でもあまりオペラには興味がないそうだ)。歩いて十五分だからな。夢のラ・スカラ。
 拙宅など、十五分歩いてやっと猿の生息圏から抜けるくらいだ。
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